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2011-01-16

皆さんこんにちは。
オーボエの小川綾子です。

今回からは数回に分けて以前にもブログで書かせて頂いたオーケストラピットの中をもう少し詳しくご紹介しようと思います。

というのも前回ご紹介した新国立劇場のピットの写真が多少分かりづらいとの声を頂いたので、もう少しだけ見や易くなる様に写真を撮り貯めていました。

日ごろピットで演奏していると、ただ薄暗い穴蔵で演奏している意識しかないのですが、お客さんは物珍しいらしく、休憩時間ともなるとよくピットを覗かれにいらっしゃいます。

ピット3.jpg
(ピットから見た客席)

ピット4.jpg
(水を抜いたプールみたいでしょ~)

普段のオーケストラ公演の舞台とは違って狭い中で寄り添いながら演奏しています。
狭いとは言っても横幅が長くて、普通の舞台では近くにいる楽器が遠く20メートル近く向こうにいる事もあります。

ピット1.jpg
(後ろの方の椅子に座るとこんな景色です)

ピット2.jpg
(寄り添ってます)

またバレエやオペラなどは踊り手や歌い手との駆け引きで曲のテンポが微妙に伸び縮みしますので、ものすごく集中力・チームワークを必要とします。

そこでの経験が普段のオーケストラ演奏をする上でも本当に役に立っていると思います。
故にウィーンフィルは勿論、メトロポリタン歌劇場やミラノ・スカラ座に代表されるようにオーケストラ単体でも録音や演奏旅行を多くこなす楽団がありますよね。

東京フィルは劇場専属オケではありませんが、今までの経験を踏まえ今後更に飛躍をしていく事と私は願っています。



次回はピットの中に通り抜け穴と幻の階段が・・・・

お楽しみに~
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hiablm2

こんにちは。岐阜県のアマチュアオーケストラでオーボエを吹いています。

以前、東京フィルでの「カルミナ・ブラーナ」のバレエ公演を聴き(見?)ました。
やはり休憩時間にはピットをのぞきましたよ。

大学の先輩のT氏(名簿に名前がないので、もうやめられたのでしょうか?)が、残ってチェロをひいて見えたので、ごあいさつしました。
確か、新国立劇場だったと思います。懐かしいです。

by hiablm2 (2011-01-16 11:54) 

Ayako

>hiablm2さま
コメントありがとうございます。
新国立劇場での公演の場合、その公演に出演しているメンバーの名前しか載ってません。そのためその時降り番のメンバーはの名前は載っていませんし、エキストラ出演してくれた方も東京フィルのメンバーとして名前が載っています。

もしその方が出演されていて名前が無ければ残念ながらミスプリントですね。

また観にいらしてくださいね~
by Ayako (2011-01-17 20:47) 

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