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2011-01-25

皆さんこんにちは。
オーボエの小川綾子です。

今回はオーケストラ・ピットのお話し第三弾。
「新国を訪れた指揮者たち」です。

新国のピットは下手と上手両方に出入り口があります。


ピット2.jpg

これは上手側の出入り口です。
天井が低いので男性や背の高い人は気をつけていないと頭をぶつけてしまいます(笑)

新国では指揮者は下手側から出入りしますが、下手側の楽屋からピットへの通り道の壁いっぱいに今まで新国でタクトを振られた指揮者たちがメッセージと共にサインをしています。

壁サイン.jpg

これは以前にも同じ内容の日記を書いた際に掲載した写真です。

その時はカメラの事情などで一部しか撮れなかったのですが・・・

ピット1.jpg
これがピットへの通路。

壁が全て黒く統一されていて薄暗いです。

ピット3.jpg
別角度からもう一枚。

少しわかりにくいですが階段があり右に螺旋状に上がって行きますなっています。
上手側はもちろんその逆で左に上がっていきます。

客席からはピット自体が地下のようになっていますが、楽屋は更に下にあり、指揮者と楽団員は下からピットへ上がって行くわけです。

なんだか面白いでしょ(?)

極めつけはこれ。
ピット4.jpg

階段の上、ピットから楽屋へ行くアングルから撮ってみました。

もの凄い数のサインや書き込みでしょ~
これでもまだ写ってない所にたくさんあるんですよ。

ヨーロッパの歌劇場からすれば新国立劇場はまだ歴史が浅いですが、こうして公演を重ねる度に新国の歴史が刻まれるだけでなく、劇場はもちろんオケも合唱団もバレエ団も係わる全てが世界に誇れる劇場となる事を私は祈っています。

いやそこで働いている人は皆、世界に誇れる仕事をしている気概があると思いますし、そういう場面を何度も見てきました。

観に来て下さるお客様の方々どうぞ温かい目で私たちの成長を見守って下されば、私もオーケストラの一団員としてとても嬉しいです。


ピットのお話は今回で終了です。
次回はまた違うお話ができればと思います。

それではまた~











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